アツモリ君の雑記

アツモリ君が日々思ったこと,感じたことを綴る雑記です

子どもの力に関係するのは読書量?否、会話量

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 実は、私アツモリ君は数年前に自ら小中学生向けの学習塾を立ち上げました。以前に立ち上げる前にも家庭教師や別の塾で講師として働いてきましたが、上記のニュースに書かれていることは私も実感していました。先生の授業の説明も何を言っているかわからない、教科書を読んでもどういう意味か理解できないという子どもは年々増えてきているように感じています。

 近年、日本の児童の学力低下が問題視されいますが、その一番の要因はこの問題が大きいのではないかと個人的には思っています。PISA(学習到達度調査)の結果を見ても日本の科学的リテラシーや数学的は、高水準を保っていますが、読解力が順位を落としています。

 授業をしていても基礎力はあり、こちらが質問する時はちゃんと答えれるのにテストやワークをやってみと間違えてしまう。内容をみてみると答えが設問で問われたことでないものを答えている。その後こちらが問題文をかみ砕いてーこう聞いているんだよーと聞きなおすとちゃんと答えられる。このようなケースが年々増えてきていると感じます。国語の問題で具体的な例を挙げてみましょう。

  問:〇〇は△△のどのような姿をみてそう思ったのでしょう?

  答:△△は父からもらった手紙を大切に保管していた

この問いではーーな姿と答えるべきです。このように設問をしっかり理解できていないから問題が解けない、点数が取れない児童が増えてきていることは間違いないでしょう。実際に保護者の方からこのような相談を受け読解力を付けてほしいというご要望も年々増えてきています。

 ではなぜ最近の子どもは読解力が低下してきてしまったのでしょうか?個人的には漫画も含め読書量の低下が原因なのではと考えていました。しかし実際には最近の児童の読書量は増加傾向にあるそうです。

全国学校図書館協議会|調査・研究|「第62回学校読書調査」の結果

読書量は増えているのに読解力は低下しているのはなぜなのか?

個人的な見解を述べさせていただきます。

 児童の読解力の低下は家族との会話時間の減少にあるのではないでしょうか。最近では、家族構成の多様化、共働きの増加、スマホなどによる一人で行う趣味趣向の多様化などのより家族内で会話が減少していきていると聞きます。

 読解力とは文章を読んで身に付くものではなく、会話を通して身に付くものなのではないでしょうか。親という最も身近な大人と会話をすることで、子どもは言葉や文を学んでいくのではないでしょうか。また自分の経験や思いを伝えることでぶ正しい文章を学んでいくのだと思います。

 このように考え、調べてみると面白いものを見つけました。

家族との会話が、子どもの学力を伸ばす!|ベネッセ教育情報サイト

また家庭内で、会話をする、コミュニケーションを取るということは、子どもの人格形成にも大きな影響を与える思います。私も会話のたくさんある家庭をつくっていきたいと思っています。