教育と体罰
気になるニュースがありました。
体罰とは何でしょう。教育関係の仕事に就く者としてこの問題は常に考えなくてはならないことだと思います。今日では少子化などの背景からモンスターペアレンツの問題など数多くの要因により教育という仕事の難しさが浮き彫りになってきているように感じます。
もちろん私も体罰は絶対に反対ですが、例えばスポーツの強豪校にみられるしごきや愛の鞭などは必要だと思っております。私もずっとスポーツが好きで、部活一筋に学生生活を送ってきましたが、厳しい指導も数えきれないほどありました。しかし今思えば、そこで学んだことや培ったものが今の私を形成していると感じていますし、厳しい指導のなか、仲間とともに歯を食いしばってきた思い出は今でも語り合えるかけがえのないものとなっています。
体罰と愛の鞭との境界線はグレーな部分が多く曖昧ですが、それでも教育現場で従事する者は常に模索し、自分の指導に責任を持たなければならない思います。
教育という仕事は正解もなく、自分の正義を通しても周りからは、非難されたり理解してもらえないことも多いと思います。回りの目や体裁を気ににして自分の正義を通せないこともあるでしょう。自分の正義が間違っていることもあります。
しかしその中で、子ども達にとってよりよい答えを模索し続けることが私たちの使命であると思います。これからもそれを忘れず精進していきたいと思います。
