アツモリ君の雑記

アツモリ君が日々思ったこと,感じたことを綴る雑記です

MY BEST COMIC 名探偵コナン

今回は私の大好きな漫画【名探偵コナン】を紹介したいと思います。

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 20年以上続く超大作になってきました。初期の頃は私も子どもで、コナンをTVアニメで見て怖くなり夜寝れなくなったこともありました。特に怖かったのが漫画の中で犯人を描写する真っ黒の影。その中でもコミック3巻の旗本家の事件と、5巻の山荘包帯男殺人事件。今読み返す時際もこの二つの話は飛ばしています。そんなアニメに怖がっていた私も三十路を過ぎたのに漫画の中ではまだ半年しか経過していないとか…。季節が何度も移り変わっているようですが小さいことは気にしないでおきましょう。

 名探偵コナンは毎年映画も公開していて、これもまた面白いです。アクションの無理のある演出や爆破の過激さは見ていて吹き出してしまうこともありますが見ごたえは申し分ありません。映画のシリーズで言えばオススメは“瞳の中の暗殺者”。ストーリーの本筋とはずれていますが鈴木園子の毛利蘭への友情に感動します。

 連載の方では、私は何故か普段“迷”探偵と言われている毛利小五郎が活躍するストーリが好きで9巻の同窓会殺人事件、17巻のスキューバーダイビング殺人事件辺りがおすすめです。

 さて、名探偵コナンといえばやはり黒ずくめの組織との対決が一番の醍醐味でしょう。最近では組織NO.2のラムの影がちらちらしているようですが最近のストリーは忙しくて追いつけていません。。一番気になるのは組織のTOPで“あの方”と呼ばれる人物の正体。これを考えるのが一番の楽しみでしょう。作者の青山先生も結構な言いたがりな人の様でインタビューの中でヒントをぽろぽろ出して関係者を困らせているという話も聞いたことがあります。しかしこのヒントがあの方が誰なのかという興味と自分で推理してやろという意欲を掻き立ててきます。個人的には阿笠博士説が有力かと思っていましたが青山先生自身で否定されていたので考え直していますが怪しい奴がたくさんいて絞りきれません。

 大好きな漫画で自分もあれこれ考えたい身からすると一つだけ言いたいことがあります。それは漫画の世界での変装が完璧過ぎること。いくら考えて一つの結論に達しても結局は○○の変装でしたですべてが崩れ去るのは少々寂しいです。新出先生=ベルモットは衝撃でした。しかも途中で本物の新出先生と入れ替わっていたとは…さすがに気づけません。もちろん漫画なのでリアリティがどうのこうの言うつもりはありませんし、いい意味で期待を裏切ってくれるストーリーを望んでいるのですけどね。

 また名探偵コナンがこれだけヒットする理由は「敵が魅力的」ということが挙げられるのではないでしょうか。組織の代名詞的存在のジン。冷徹・残虐・非道etc悪に関する言葉しか連想できない存在ですが個人的にはなぜかとても魅力的に移ります。もちろん改心してほしいとか、実はいい奴パターンなんて期待してはいないですし最後まで悪であってほしいと思います。全くの素人の個人的な意見ですが“敵が魅力的な作品はヒットする”。この法則にあてはまる代表的な作品ではないでしょうか。

 あの方の正体がとても気になり、早く全貌を知りたいという気持ちと、全貌がわかって話が終わったら寂しいという相反する気持ちを抱いているのは私だけではないのではないでしょうか。とりあえずまだまだ続きそうなのであーでもないこーでもないといろいろ考えながら読み続きていきたいと思います。