アツモリ君の雑記

アツモリ君が日々思ったこと,感じたことを綴る雑記です

M1グランプリ 順番が・・・

今年久々にM1グランプリを観ました。

 

M1グランプリが復活してからの、トレンディ・エンジェル、銀シャリが優勝した回は忙しくて見れませんでしたが島田紳助さんが審査委員長をしていた2001~2010までは毎年欠かさず見ていて現在でもたまにDVDで見返すほどのM1ファンでした。

 

このM1グランプリがTVを観ている人の漫才への印象、さらにお笑いそのものへの印象を大きく変えたと言っても過言ではないでしょう。お笑い=カッコいいというイメージを作りあげた大会だと私は思っています。

私も幼かったのもあるとは思いますが、お笑いがあんな緊張したなかで作られ、それに人生をかけている人達がいるのは衝撃的だったのを覚えています。

森田まさのりさんのべしゃり暮らしという漫画でも漫才についてとても熱く・カッコよく描写されていますが、これはM1をもとに描かれているのでしょう。

 

M1で優勝すれば人生が変わるというイメージをしっかり作った先代の優勝者達の活躍もM1グランプリの価値を年々高めてきた要因となっているでしょう。他のお笑いのナンバーワンを決めるような大会は他にも多々あります。1人の芸を競ったり、コントで競ったり、女芸人だけで競ったり・・・。いろいろな種類の大会がありますがM1以外の大会の歴代王者中には‘今何やってんの?’という人がちらほらいますがM1だけは突出して今でも活躍してる元王者が多いのではないでしょうか。

 

過去のM1で見れば、私がもっとも印象に残っていた大会は2006年大会です。チュートリアルが大会史上初めて完全優勝を果たした大会ですが、この時のチュートリアルの漫才は別格でした。決勝のネタでは後半ずっと笑いが止まらず、笑いすぎてお腹が痛くなるなんて経験を初めてした気がします。

その外にも初回大会から出場を続け、大会初の100点(島田紳助さん)を獲得し、最後の大会(当時ではこの大会が最後になるはずでした。)で優勝、とM1とともに歩んできた笑いメシ、全く無名の中しゃべりの技術だけで優勝をかっさらったブラックマヨネーズ、敗者復活から見事爪痕を残したオードリー・・・etc。たくさんの芸人さんをこの大会から好きになりました。

 

そして今年、仕事も忙しく普段お笑い番組も観なくなったのでこのM1で初めてネタを観るコンビがほとんどでしたが、レベルの高さにビックリしました。個人的には【ユニバース】、【さや香が衝撃的でした。ぜひ決勝の舞台でも見たかった!ユニバースに関してはやはり順番が悔やまれます。今年からの新ルールで初回は不利という理由から毎回順番をくじで決めるという手法を使っていましたが、それなら一度準決勝で敗れた敗者復活組みをトップ、その後の順番はくじで・・でよかったのではないでしょうか。。ただ決勝に残った3組もものすごくレベルが高かったので何とも言えませんが。ただユニバース、さや香のネタは他でも見てみようと思います。

 

あとこれは全くM1とは関係ないですが、M1放送直後、音楽チャンプという番組がCMもなく始まったのですがそこでトップバッターで歌っていた丸山純さんという方の声に衝撃を受けました。もともと歌が好きで、昔は歌手のオーディション番組などもよく観ていたんですが、これだけ衝撃を受けたのは初めてです。衝撃を受けたので調べてみましたがいろいろ音楽活動はしているみたいですね。検索すれば歌声を聴けるところもあるので皆様も時間があるとにでもぜひ一度聞いてみてください。